【お知らせ】ブログ名、変えました。
旧ブログ名: 乳幼児を抱えて被災〜水害発生から子育てしやすい街づくりを目指して〜
現ブログ名: 被災ママ。子連れボランティア、はじめました。
ブログ名を変えようかな。と、思い始めたきっかけは自身の半年分の活動をまとめた記事を書いたことでした。
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今後とも、子連れボランティア ドタバタ活動記をよろしくお願いします。
megi
今さら⁉︎ 2012年のムヒカ大統領のスピーチで涙する母
先日、「ムヒカ大統領来日!」とマスコミ各社が報じていましたが、正直、私はなぜこの大統領が騒がれているのか、知りませんでした。「世界で一番貧しい大統領」と言われても、いわゆる発展途上国で、病院や学校もなく、今日の食べ物に困っている人が多い国なのかな?くらいに思っていたのです。
ムヒカ大統領来日のニュースを一緒に見ていた3歳の娘(ニコ)が、「ママ!このおじさん だれ?なに してるの?」と聞いてきたんです。彼女は好奇心の塊で、すぐに忘れちゃうのに、何でも知りたがります。
そんな娘に、「と〜っても とおい くに の えらいひと だよ。その くに の みんな の ために がんばってる おじさん なんだって。」と答えた私。
「へぇ〜!えらいひと か!おじさん えいご しゃべってるね!えいご?ねー ママ!おじさん えいご?」と、おしゃべり+質問が朝から晩まで続きます。
ちゃんと答えよう、ちゃんと聞こう、と努力はしていますが、この子は2番目。上の子も下の子もいるわけで、家事の途中で質問攻撃が始まると、適当に答えてしまうことも度々あります。
でも、どうしたものか?この時の自分の答え方が気になっていたんです。
とおい くに の えらいひと...そんな答えではいやだ。きっと質問してきたのが上の子(イチコ)だったら、年齢的にも、より詳しく答える必要があったはず。だったら、もう少し教えられるように、調べておこう!
と思ったことを、すっかり忘れていました。
それから2ヶ月が過ぎ、ふと、本 買いに行こう〜♪と思い立ち、末っ子(サンコ)を連れて、大好きな地元の本屋さんへ。
最近話題の読みやすい文庫でも読もうっかな〜なんて考えていたのですが、サンコは「あっち いこう!あっち いこう!」と手を引っ張り、絵本コーナーへ連れて行こうとします。
"しょうがない。今日は子供たちに絵本でも買って行くか。"と切り替えた途端、これが目に入ってきたんです!
『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』というタイトルで、ムヒカ大統領が騒がれていた理由の元となる、2012年ブラジルで開催された国際会議でのスピーチ(日本語字幕付きのスピーチ映像が見られます)を絵本にしたもの。最初の2,3ページをめくっただけで、ウルッときちゃったんです。
「もしもインドの人たちが、ドイツの家庭と同じわりあいで車を持ったら、この地球に何が起きるでしょう。わたしたちが息をするための酸素がどれだけ残るでしょう。もっとはっきり言いましょう。...」
単なる環境問題だけでなく、政治的な問題であり、どこかの国だけが、専門家だけが、取り組めば改善されるものではなく、それより根深い、「人間の生き方」を問うのです。この方はわかっているのです。幸せとは何かを。
商品を次から次へと生み出し、消費者の購買意欲を掻き立てる。可愛い物、かっこいい物、便利な物、物、物、物。物に溢れています。それを消費するのが当たり前のような社会。底なしの欲にまみれた人間が消費しまくるから成り立つ産業。人間の欲のために自然を破壊し続けているのに、それを止める術がありません。
私が住む常総市のお隣には日本を代表する数々の研究所が存在するつくば市があります。いちばん近い都会です。ここに行く途中、右折の目印にしていた緑いっぱいの場所なども、宅地整備のためにどんどん伐採されています。
人間の都合で、木を切り、森を壊し、川を狭くし、海を埋める。
本当にこれが幸せなのかな?私は環境保護の活動家でも専門家でもないけれど、こういうことは物心がついた頃から考えていたことです。
一国の長である大統領がこのようなスピーチをしたことは、ある意味衝撃でした。と同時に、日本の総理大臣、今また注目されている東京都知事、舛添さんを隠れ蓑にしている黒い政治家や官僚たち、水害後初の常総市長、決断権を持つ人にこそ、ムヒカ大統領の言っていることを深く深く考えていただきたい。と思うようになったのです。
こうした内容は子供向けに意訳してあげれば、小さな子供だって理解できます。いや、小さな子供のほうが、幸せとは何かをきちんと理解できているかもしれません。この絵本は小学2,3年生くらい以上を対象としていそうですが、全文にふりがなが振ってあります。学校図書に指定されていなければ、ぜひ家庭で読んだり、読み聞かせしたり、する価値のある絵本だと思います。また、夏休みの読書感想文の対象におすすめします。
私が、水害後から活動している理由の源とムヒカ大統領のスピーチが繋がっていたんです!茨城県水海道市(現在の常総市)というド田舎に生まれ育ち、そこでは得られないものを求め、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで暮らした後、ド田舎・水海道に戻ってきたワケ。
そこは大好きな家族が暮らすまち。
今は、そこで自分の家族を持っています。
消費大国・日本だけれど、ここは消費しやすいとは言えない田舎町です。ただ、近くでは売っていなくても、欲しい物や必要な物はインターネットで買える時代。消費に困ることはありません。
ウィンドウショッピングやブラウジングに時間を費やすことがない分、子供と遊ぶ時間がいっぱいあります。水害後の活動を通して知り合ったボランティアさんたちと、また、"子育てしやすい街づくり"の気ままな活動も、慌ただしく時間が過ぎる都会でないから、ムヒカ大統領のスピーチも理解できる自分でいられるような気がします。
ビバ!田舎暮らし!
当ブログでは、紹介した商品を購入いただくと私megiが商品代金の1%〜5%くらいが報酬として受け取れるシステムを採用しています。本当に微々たる金額ですが、この売上金は被災者支援の活動費に充てています。
今日、私が買った絵本が欲しいな〜と思った方!どうか、下記のリンクから購入していただいて、私megiの活動を支援してください(^^) よろしくお願いします!
『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』を買ってみようかなと思ったら、ぜひここをポチッとしてください(^ ^)/
*文中で「ムヒカ大統領」と表記していますが、正確には、前ウルグアイ大統領・ホセ ムヒカ氏です。
2016/04/07 東京外語大学での講演、同時通訳付きの映像が見られます。
茨城県にはこんなに素晴らしい物が、技が、人が!
今春、「防災ママCafe」としてマルシェに出店されていただいたことがあります (このイベントについては「防災ママCafe@下妻サクラまつり スローマート」をお読みください)。
1ヶ月以上も経ってから、この時の主催者さんから突然LINEが来たんです。
なに?なに?なんだろう〜?
そのLINEは、スローマートに出店していたデコ巻き寿司の先生とのコラボ的なお話だったのです。
わお!あの、なんだか、ものすごく難しそうな海苔巻きが作れるようになっちゃうってことーーー!?とウキウキ度MAXです!返事はもちろんYES!
ご存知ない方のために...。
どうです!?うわーーー!すっごーい!ってなりません?
それから約1ヶ月後、先生と私と被災ママもう一人の3人でミーティング♡
子供たちを預けることができない日だったので、子連れドタバタ劇場を予想しながら、待ち合わせ場所のピノキオハウスへ (ピノキオハウスとは、水害の被害を大きく受けた古民家をコミュニティハウスとして再生させるべく、リノベーション中の施設で、私megiが代表を務める「ココイク」の事務所があります)。
初対面を叶えた関 恵美先生はお着物姿がとても素敵で、お話して益々ファンになっちゃいました( ^ω^ ) しかも、2016年巻寿司大使なんだそうです!巻き寿司の"大使"という存在があることにもビックリです!
デコ巻き寿司と言っていたもの。恵美先生は、"飾り巻き寿司"と言うそうです。写真で見せていただいたけれど、どれもスッゴーイの!アート!食べるのがもったいないくらい。
腹ペコmegiは躊躇なく、かぶりつくはずですけどね〜。
飾り巻きずしマスターインストラクター・関恵美 先生のホームページをぜひご覧ください!茨城県・栃木県で教室を開催しているそうです(^^)
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http://www.megumi-seki.com/
会議で発言しない私。講演会で寝る俺。それでも回る不思議な国。
5月に入ってから「いいね!」していた、つくば青年会議所のFacebookページにて、株式会社コミュニカ代表/アップル・ジャパン元社長の山元賢治さんの講演会を告知する投稿が目に留まりました。
講演会は5月25日19:00〜。夜ごはんやお風呂と、子供たちのことで忙しい時間帯。聴いてみたいけど、無理だろうな〜と「興味あり」をポチッとだけしていました。
当日は、自宅でミーティング。帰り際に、「そういえば、"興味あり"にしてた講演会行くの?」と聞かれてハッとしました。たまたま早く帰宅していた夫くんに、「これすっごい行きたいんだよね〜」と言うと、すんなりOK!
いくつもの条件が整って、やっと参加できる
ここまでの流れ、読んでくれている人はスルーかもしれません。「どうでもいいよ、そんなこと。それより講演会はどうだったのか知りたいんだよ。」かもしれません。
ですが、ここでおさらいしちゃいます。
- 講演会当月に主催者のFBページを「いいね!」していた
- 講演会告知の投稿を見ることができた(FBやっている人はわかると思いますが、ページの新規投稿はお知らせされないので、投稿をタイミングよく見られるか、投稿をあえて見に行く必要があるんです)
- 講演会を「興味あり」にしていた
- 講演会当日に一緒にいた仲間が「興味あり」にしていたことを覚えていてくれた
- その仲間が聞いてくれた
- 夫が帰宅していた
- 子供たちが全員元気で機嫌も良かった
- 夫が子供たちのことを見ていてくれた
おさらいなんて大袈裟かもしれませんが、これが1つでも欠けていたら、「子供がいるから行けなかった」経験が増えるだけだったんです。
だからこそ、講演会に臨む想いはもっすごい強いです。1時間半の講演から、何を学べるか、自分の持てる力をフル活用できるように準備!
◉準備したもの: ノート、ペン2本、iPhone、ボイスレコーダー
普段、仕事帰りに飲み会や勉強会、休日に映画やジムなど、自分で好きなように時間を使える人にとっては、予定の調整はそれほど難しくないかもしれません。「講演会も誘われたから付き合いで行ったけど、そういえば少し寝ちゃったかも」という経験もあるかもしれません。
もしそうなら、もったいないですよね?
「何を教えてくれるか?」「何を学べるか?」という心で聴くと、違う結果があるはずです。
さて、講演会ですが、事前申込をしていなかった私は(直前まで行けるか分からなかったので)、当日申込者として開演10分前に入場。前から数列は見上げて首が痛くなるので、ほどよく前方の真ん中より左側(右利きのため)、品のあるご婦人の荷物の隣に座りました。
注意事項のアナウンスや主催者代表のご挨拶などの後、少しして、上手から登壇した山元賢治さん。
トークと映像を使い、「Innovative changes for the future 〜未来を動かすリーダーの条件〜」という内容で講演されました。
とても大きなタイトルですが、講演の途中から、未来を動かすリーダーだけでなく、「英語教育に関心のある親や学生にも聴いてもらいたい。常総市でも講演会を!」と思い始めました。今は小学校から英語が必修です。高校までとしても、10年も勉強する。それなのに、ほとんどの人は英語でコミュニケーションが取れるようにはなりません。個人的には、こんなことなら、英語の代わりに日本語の授業をトコトンすればいいのにって思ったりもします。
The only constance is CHANGE.
地球上でたった一つの真実は
変化し続けるということだけ
「変化してないな〜と思ったら、それは成長していないということ」とも言っていました。
日本では会議中に一言も発言しない人がいたり、講演会で寝ている人がいることについても触れていて、「そうそれ!信じらんなーい!」と叫びたくなりました。こういう事は海外(アメリカって言ったかも)では、「意見を持っていない人」と見られます。
私は高校時代をアメリカで暮らし、アメリカの高校を卒業しました。日本人は勤勉家と言われているようですが、とんでもない。アメリカの高校では、例えば歴史や英語の授業ではメインの教科書以外にも教材書籍が何冊もあり、「次の授業までに30ページ読んできて」という宿題は当たり前です。次の授業ではその30ページ分の意見交換が行われます。意見交換なので、ただ読むだけでは通用しません。
それ以外にも、尊敬する歴史上の人物についてレポートをまとめて発表する授業もありました。こうなると、30ページ読むだけで出来る宿題ではなくなります。当時、日本とのやり取りがまだ手紙やFAXだった頃、インターネットを使ってのリサーチも必要でした。アメリカ史でパールハーバーの話題になんかなったら、「日本人としてパールハーバーについてどう思う?」といった感じです。そこに正解はありません。「どう思うか」を話せばいいわけです。
外国で暮らしていると、日本にいるとき以上に、日本人である自分を意識することもあります。パールハーバーについての質問もそうですが、「日本ではどうなの?」には、日本のことを知っていなければ答えられません。私が今でも鮮明に覚えている質問があります。
"What is the name of the Emperor?" - 天皇陛下の名前は?
この質問。私、答えられなかったんです。アメリカ史の先生やクラスメイトには、どう映っていたんでしょう。
子供の頃から、自分の意見を述べる教育を受けているわけです。日本の教育はそれとは違い、特に公立学校では先生が発信者で生徒が受信者のような形態で授業が進むので、受け身の人が増えるんでしょうね。また、意見を述べることは悪と捉える慣習もあるように思います。先生、先輩、年上の人、上司など、目上の人に意見を述べることはいけないという暗黙のルールのようなもの。それでは発言できる人は育ちづらいですよね。出る杭は打たれるわけですから。グローバル社会で活躍できる日本人を育てるには、幼少期の教育から変えていく必要があるんだと思います。
山元賢治さんからは、Steve Jobsの話ももちろん出てきました。Apple Japan社長に就任したとき、Steveから言われたことは「日本を元気にしてほしい」だったそうです。二人とも究極の天才/変人ですよね。だって、そんなにも大きなことを任せた人と、それを実現した人ですからね。
山元さんは株式会社コミュニカで「山元塾」というビジネスリーダーを育てる塾と「英語塾」を開設しているそうで、その塾で教える108個の「覚悟」のいくつかを教えてくれましたが、「1つ1つをもっと深く学びたい!」「108個全部を学びたい!」と、心が言っているのがわかりました。
専業主婦に必要かっ!って、ツッコまれそうですねw 今はまだ私が入塾する時期ではありません。子供たちを預けて、毎週◯曜日に東京の塾に通うのは、代償が大きいです。もう少しだけ待とう。
講演が終わりに近づくにつれ、「心がジャンプしている感だけでも、ご本人に伝えたい!」と強く思っていたら、著書の販売とサイン会もあるということでした。
これは絶対に読みたい!
対面できる唯一のチャンス!
自己紹介して......
口頭で!?
いや〜口で言ったって忘れちゃうよね〜。
あ、みんな名刺準備してる。
う〜ん......
◉準備したもの: ノート、ペン2本、iPhone、ボイスレコーダー
これで何ができる???
iPhoneを作った会社の前社長が相手なんだから、iPhoneを使って何かできたらカッコイイんだけれど、ちょっぴりアナログな私は、即席名刺を渡すことに。(それがその場で唯一の方法だったので)
私が頭の中を整理するときに使うマインドマップという方法で、自己紹介マインドマップを書きました。これを書いていたため、列の後ろの方に並ぶことに。先に対面していた人たちの名刺がたくさん山積みになっていくのを見て、ドキドキです。なんせ、IT業界の名だたる企業を渡ってきた方に手書き名刺を渡そうとしているんですから。
ついに私の順番になり、"I don't have a business card and my contact info is here."とB5サイズの紙を手渡しました。
すると、"What's this?"と目をキラッとさせて聞いてくれたので(私にはそう見えましたw ライブ会場でお気に入りのアイドルと目が合うのと同じかしら)、変な緊張がほぐれました。講演の内容に興奮していた私は、少しお喋りしすぎた気がします。
購入した「覚悟108」にはしっかりサインをいただきました!ココイク所有本の第1号です!
◉実際に使用したもの: ノート、ペン1本
(当然ですが、講演中は撮影・録音は禁止、iPhoneは電源を切ったので使用不可)
こんな時には、ノートとペンに勝るものはないですね。
夜道を歩きながら、名刺を作ろう!と決めました。
山元賢治さんの講演はYouTubeでは聴けませんが、「TOKYO DESIGNERS WEEK.tv 茂木健一郎の発想の種 IMAGINE」に出演した対談映像を観ることができます。講演会の時とは少し印象が違いますが、テレビにはほとんど出演しない方なので貴重です。
前編(2013/05/06放送)
IMAGINE ゲスト 山元賢治(アップルジャパン元社長・コミュニカ代表) 前編
後編(2013/05/13放送)
IMAGINE ゲスト 山元賢治(アップルジャパン元社長・コミュニカ代表) 後編
お近くで山元賢治さんの講演会があれば、聴いてみてください。近くでなくとも、行ける距離であれば、聴いてみてください。講演会で寝ない人だけ、ね。
選挙?そういえば何かハガキが届いていたような...
選挙?
よくわかんない。
めんどくさいし。
この人がいいって、名前書くんでしょ?
どうせ誰になったって何も変わんないじゃん。
っていうか、立候補してる人とか知らないし。
かもね。
でもね。
- 料理が苦手な人が料理教室を主催していたら、行く?
- ×がいくつもある人が「結婚生活が上手くいく方法」の講演とかしてたら、おかしいよね?
- 野球少年でずーっと野球の話ばかりするような人が、突然「野球場の整備より体育館の建設を優先しよう」と言いだしたら、どうしたの?って思うよね?
- 転んで、痛い痛い!と泣き続ける子供を病院に連れて行ったら、「ツバつけとけば治るよ」なんて医者がいたら、診察券はゴミ箱行きよね?
選挙も似たようなものよ。
世のため人のために動ける人がイイし、
権力を振りかざして威圧するような人はイヤだし、
利益誘導タイプもお断り。
かと言って、思想だけが素晴らしくても資金調達ができない人では困っちゃう。
- 料理が苦手な人が、上手な人を講師に呼んで料理教室を主催してたら、行ってもいいよ。
- ×がいくつもある人が「結婚に失敗した原因から、結婚に失敗しないヒントを掴め!」の講演なら、少しは聴きたくならない?
- 野球少年でずーっと野球の話ばかりするような人が、突然「僕は野球場の整備もしたいけれど、この町にはハンドボール少年少女がたくさんいるのにハンドボールコートがないから、体育館を優先しようと思う。」と説明してくれるといいよね。
- 転んで、泣き続ける子供を病院に連れて行ったら、「骨は折れてなさそうだけど、お母さんが心配ならレントゲン撮りましょうか?」など、お母さんに選択肢を与えてくれる医者は、またここに!って気持ちになるな〜。
国のトップを直接は選べないけれど、自治体の首長は、どんな「約束」をする人で、過去に「約束を守ってきた人かどうか」は、きちんと知りたいものです。
<チビッコボランティア>子供だって誰かの役に立ちたいんです。
子供たちの笑顔を守れるか、子育てしたい面白い社会になるかも、わたしたちの選択が影響します。
茨城県常総市では水害から約10ヶ月後の2016年7月に市長選です。防災対策はもちろん気になるところですが、それだけに偏らないよう、総合的に判断したいな。
【クラウドファンディングの成功事例】海外の絵本を日本で出版したい!
いやどうも🌟megiです。
今日は両手を挙げて飛び跳ねちゃうような報告があります!👯💃
ココイクメンバーでもある友人ら在日外国人コミュニティ「Bless You Production」が、『Give Me a Hug』という絵本の日本語版出版にかかる費用をクラウドファンディングで募っているところです。
それが...
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本日、目標金額の100%に達成
クラウドファンディング成功しました!
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世界中で9ヶ国語に翻訳されている、素晴らしい絵本をぜひ日本全国の子供たちに読ませたい!と笑顔いっぱいに語っている友人💓もう嬉しくって、誇らしくって、たまんな〜い( ^ω^ )
このクラウドファンディングの詳細を読んで、応援したいORこの絵本が欲しい方はぜひ寄付を!締切は来月、6月7日なのでまだ間に合います!
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先天性四肢切断症のNick Vujicicさんの絵本 「Give me a hug」を日本の子どもたちに読んでもらいたい! | ミライメイカーズ
クラウドファンディングとは、 日本国内での知名度はまだ低いですが、インターネット上で寄付金を募る仕組みです。目標金額とお返しの品(「リターン」と呼ばれます)を設定し、期限以内に募金が目標金額に達すると、集まった金額すべてが受け取れます。
期限は開始から2ヶ月、Get it ALL or NOTHINGに設定している会社が多く、目標金額を1円でも下回ると、それまでに集まった寄付金も受け取ることができません。
【支援金を送るなら】被災地最前線で活動する金髪頭の小玉さんがかっこええ!
かっこええなー小玉さん!
(広島弁だとこんな感じかな?)
被災者支援としてお金を送ろうと思う方、義捐金が被災者に分配されるまでは相当な時間がかかります。「コミサポひろしま」に支援金を送って、最前線で活動される小玉さんを支援しよう。
熊本地震から1ヶ月以上が経ち、SNS上の混乱も収まったように感じます。被災地に暮らす方や災害支援している方が知人・友人にいる人を除き、自ら情報を求めなければ、被災地の情報が入らなくなっていることと思います。
「何かしたい。でも、何をしていいのかわからないまま、1ヶ月が過ぎた。」という人がいましたら、
災害支援団体へ支援金を送るという被災者支援もせひ考えてみてください。
(送金先は当ページ下部に掲載してあります。)
倒壊した家の中から被災された方の大切なものを探して取り出している様子
「危険」と判断された家屋には赤紙が貼られます。赤紙が貼られた被災者は、社会福祉協議会にボランティア要請をしても、ボランティアの安全が確保できないため、派遣を断られます。そんな「赤紙」が貼られたお宅であっても、小玉さんは活動仲間と共に支援に入られます。お子さんの思い出のアルバムや大好きなプーさんグッズなど、そこで生活する一人一人の大切なものを、可能な限り探し出して、お渡しするのです。余震が続く中、避難生活を続ける住民にとって、どれだけ心強く、ありがたいことか。小玉さんの活動を拝読すると、いろんな感情が込み上げ、涙が出ることもあります。
2015年9月の水害後に茨城県常総市にて、住民に寄り添い丁寧な活動を続けていた一人。「コミサポひろしま」のひょろっとした金髪頭の男性・小玉 幸浩さん(副代表)
◉わたしmegiが「ココイク」を作るきっかけとなったメンバーと共に物資ボランティアをしていたとき、アートスタジオから寄付していただいた畳を届けた先が、実は小玉さんが支援に入っていた所だった。
◉災害支援に関する情報が必要なときなど、いろいろとお世話になっているNPOセンターですれ違っていた人が、実は小玉さんだった。
◉今、私が一番力を入れている施設づくり「ピノキオハウス プロジェクト」にも関わっていた一人が、実は小玉さんだった。
など、小玉さんと私の活動がクロスしていたことを知ったのは、水害から半年以上が過ぎた3月下旬でした。それから間もなくして、熊本地震が発生。
3月下旬、ピノキオハウスにて
小玉さんが熊本に発つ日。
小玉さんと面識のある私の夫が昼間に帰宅するといなや、「小玉さん、熊本行くらしいぞ。なんだか色々と荷物積んでたっけや。」
私は急いで、小玉さんが働いていた常総市のNPOセンターへ向かいました。
少しおしゃべりして、一緒に熊本地震に関する報道番組を見て、一時のお別れです。
この1ヶ月、Facebookで小玉さんの活動を拝見しています。熊本でも他の災害支援団体と連携し、被災された住民に寄り添う活動をされているのがわかります。熊本で困難な生活を強いられている方々の様子も見えます。時折、支援活動以外の元気そうな姿を見て、少し安心。そして、小玉さんが常総にいないことが寂しくも感じるくらいです。
小玉さんの活動は、「コミサポひろしま」のFacebookページで見られます。被災された住民一人一人に寄り添う活動を、ぜひ見てください。
↓「コミサポひろしま」の投稿より転載
☆☆☆☆☆☆☆
【平成28年熊本地震】活動支援金のお願い
コミサポひろしま副代表の小玉が熊本にて活動中です。
水害被災地である茨城県常総市に約7ヶ月間常駐し、コミサポひろしま及び地元NPOセンターの職員として支援活動を継続してきましたが、今回の地震発生を受け、熊本地震の緊急支援に入ります。
活動支援金を募集させて頂きたいと思いますので、ぜひ皆様ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
<口座情報>
銀行:ゆうちょ銀行
名義:コミサポひろしま
記号:15100
番号:43587661
※他の金融機関からのお振込みは以下
店名:五一八
店番:518
番号:4358766
※お手数ですが振り込み名などに「キュウシュウ」など熊本地震支援と分かる表記をお願いします。
平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害が発生した際、全国から集まったボランティアの方々と出会い、刺激を受けたことがきっかけで、コミサポひろしまは誕生しました。
広島市、茨城県常総市で培ったネットワークを生かし、熊本地震の現場でも頑張って広島の気持ちをお届けしてきます。
応援よろしくお願いします!
☆☆☆☆☆☆☆
ここまで「コミサポひろしま」の投稿より転載
壊れた瓦の撤去をする小玉さん
小玉さんに怪我などないように、ボランティアのみなさんが活動を続けられるよう、被災された方が心穏かに暮らせるように、祈っています。
ドイツで日本のお神輿が上がった!災害と祈りと神輿の関係
ドイツで上がったお神輿。テレビや新聞でみた人も多いはず。
東日本大震災の復興支援の一つだったのは知らなかったな〜。
そして夫くんは知っていた。さすがお神輿好き。ある意味ちょっと呆れるほどw
このお神輿を作った宮大工のお孫さん・宮田宣也さんはじめ、スタッフの方々、素敵だわ〜✨
ベルリンにお神輿が上がる前日の宮田さんの想いがブログに綴られています。お神輿やお祭りに関心がない人にこそ、読んでもらいたい!
↓
『ベルリンに神輿が上がる日 - 明日がもっとスキになる』
☆☆☆☆☆☆☆
水害後、初となる水海道祇園祭が今年も7月に執り行われます。災害が起こる度に、各地でお祭り自粛の声が上がる。311後の三社祭の頃にもタイムラインに投稿したけど、お祭りの本来の意味や目的を考えると、「こんなときこそやるんでしょうよ!」と叫びたくなる!
水海道祇園祭の始まりは、五穀豊穣と災厄防除の祈りだった。私が若かった頃、お祭りのことに"うるさいジジイ"が教えてくれた。そういう事を伝えていくことこそ大切なんだ。
お祭りは単なるバカ騒ぎではない。
お祭りは力比べではない。
お神輿は上から見物するものではない。
私もまだまだ知らないことがあるはず。でも、知ってることを子供たちにも伝えていこうと常に思ってる。
私もうるさいババアになったんだなぁ〜。
遂に!チビッコバンド「やんちゃ軍団」が常総にやってきた!
去年9月の鬼怒川決壊をニュースで見ていた愛知県の6人兄弟。お母さんに「ここに連れて行って欲しい」と懇願したそうです。
「子供が行ったって邪魔になるだけだから、連れて行かない」と言うと、路上パフォーマンスを始めました。大好きな長渕剛さんの曲を演奏し、地面には手作りの募金箱。
その名は「やんちゃ軍団」!お母さんからお話を聞くまで、知りませんでした。募金活動は1回や2回ではないんです。スケジュールを見てびっくり!
鬼怒川決壊から現在までの「やんちゃ軍団」の路上パフォーマンススケジュール
2015/09/12 | 大阪 | 近鉄 八尾駅 |
2015/09/20 | 三重県 | 剛まつり |
2015/09/23 | 滋賀県 | きてかーな |
2015/10/12 | 神奈川県 | 山下公園 |
2015/10/25 | 愛知県 | 金山駅 |
2015/10/31 | 大阪府 | 天王公園 |
2015/11/09 | 大阪府 | 岸和田音楽祭 |
2015/11/14 | 岐阜県 | 東日本復興チャリティ養老ランド |
2015/11/21 | 愛知県 | 金山駅 |
2015/11/23 | 神奈川県 | 本厚木駅 |
2015/12/27 | 広島県 | 横川駅 |
2015/12/30 | 宮崎県 | イベントリゾート |
2016/01/03 | 愛媛県 | 新居浜駅 |
2016/01/11 | 愛知県 | 金山駅 |
2016/01/31 | 愛知県 | 金山駅 |
2016/02/12 | 三重県 | Nagabuchi Acoustic Nigt |
2016/02/20 | 大阪府 | JR八尾駅 |
2016/02/21 | 大阪府 | 剛友ライブ |
2016/03/20 | 神奈川県 | 本厚木駅 |
2016/03/27 | 大阪府 | ARE YOU HUNGRY? LIVE |
2016/04/03 | 大阪府 | 堺音楽祭 |
2016/04/09 | 神奈川県 | やんちゃ軍団見参 |
2016/04/16 | 愛知県 | 金山駅 |
2016/05/03 | 愛知県 | わくわくキッズフェスティバル幸田町 |
鬼怒川決壊のニュースを見た日から約8ヶ月後の今。やんちゃ軍団は常総にいます!
やんちゃ軍団は思いを綴ったお手紙とひまわりの種を常総市長に届けました。
ピノキオハウスプロジェクト(古民家再生)にファミリーで参加
ピノキオハウスとは、赤ちゃん、子連れ、障がいのある方、地域住民など、誰もが利用できるスペースです。水害後に空き家となってしまった古民家をお借りし、発災1年後にあたる平成28年9月10日の開設を目指して改修作業を行っています。そしてmegiが代表を務める「ココイク」の事務所もピノキオハウス内に構える予定です!
子育て支援センターやシルバークラブのような活用ももちろん。会議も、野外保育も、料理教室も、防災ワークショップも、ヨガも、ピラティスも、キャンプも、ガーデニングも、虫捕りも、ブッククラブも、BBQも、音楽やアートのパフォーマンスも、カフェも。。。利用者それぞれが企画したり、参加したりできる、無限の可能性を秘めた場所!改修作業に関わるボランティアさん、ここに集合して被災した別のお宅に出向くボランティアさんがいることから、所属団体もフリーの個人ボランティアも関係なく、誰もが拠点として利用できるように、ボランティアステーションの役割も担っています。
やんちゃ軍団のパパとお兄ちゃんは本職の電気工事をしてくれて、ピノキオハウスの天井裏や床下に電気の配線が通りましたo(^▽^)o
やんちゃ軍団と一緒にココイク(子連れボランティアとそれを支える人たちの団体)も笑顔の花を咲かせました(^O^)
常総市での音楽イベントに出演
5/8(日)は、市民の広場で開催される「絆愛音楽祭(リボンミュージックフェスティバル)」に出演します!やんちゃ軍団の出演時間は12:30〜13:00を予定しています。
プロセスを楽しむということ
ジジ先生のお手伝い
みなさんはラジオを聴きますか?
インターネットラジオステーションが多数存在する現代、常総市のお隣・つくば市から地域密着型の情報発信や防災無線放送設備の代替インフラとしての役割も目指しているステーションがあります。
今日は、ラヂオつくば木曜パーソナリティ・りんりんに「ピノキオハウス」を案内しました🎵
ファミリーボランティア大歓迎DAYではなかったのですが、今日はチビッコが一緒です。りんりんとお話しする間、チビッコはジジ先生のお手伝い💪🏻💪💪🏽
ピノキオハウスとは、赤ちゃん、子連れ、障がいのある方、地域住民など、誰もが利用できる施設です。水害後に空き家となってしまった古民家をお借りし、発災1年後にあたる平成28年9月10日の開設を目指して改修作業を行っています。そしてmegiが代表を務める「ココイク」の事務所もピノキオハウス内に構える予定です! 改修作業に関わるボランティアさん、ここに集合して被災した別のお宅に出向くボランティアさんがいることから、所属団体もフリーの個人ボランティアも関係なく、誰もが拠点として利用できるように、ボランティアステーションの役割も担っています。
トイレがない家
男性用・女性用・多目的トイレの3つに拡張修理中。昨日まで使用できるトイレがありませんでしたが、まず一つは使用可能になりました!
「災害時に困ったこと」でも第1位になることが多いトイレ。改修作業中にもトイレが使用できるか否かは大きな違いです!特にチビッコを連れている身としては、とっても重要な設備♡
トイレが使えない間、トイレを貸してくれた方々、ありがとうございました!よそのお家でトイレを借りるのも「プロセスを楽しむ」うちのひとつ♪
megiがピノキオハウスの作業に「あなた」をお誘いする理由
この施設は、常総市民以外の人にも開けた場所です。そして、子育て支援センターやシルバークラブのような活用ももちろん。会議も、野外保育も、料理教室も、防災ワークショップも、ヨガも、ピラティスも、キャンプも、ガーデニングも、虫捕りも、ブッククラブも。。。利用者それぞれが企画したり、参加したりできる、無限の可能性を秘めた施設なんです。
開設後の利用だけでなく、工具に触れる体験、その日その日で変わる作業ボランティア(子供も大人も参加しています)たちとの交流を通して、家づくりのプロセスを楽しんでもらえたらいいな♪と思うのです。
何千万円と掛けて建てた家があっという間に汚泥まみれになった人も多いです。それを何百万円と掛けて修繕しているのです。
これから何十年と暮らしていく自分の家。これまで何十年と暮らしてきた自分の家。家族を守るための家。工務店や職人さんに任せるだけじゃなく、施工にもっと関心を持ってもいいんじゃないかな(^^)面白いですよ、家づくり。面白いですよ、見ているだけでも。
そんな想いとともに、りんりんを作業にもお誘いしました。
プロセスを楽しもう❣️
☆ピノキオハウス/ボランティアステーション常総/ココイクへ、寄付のご協力をお願いします。 水害から1年後の2016年9月10日のピノキオハウス開設を目指して修理をしていますが、金銭面や資材が足りなく、修理が中断となる可能性もあります。ワンコインでもとても助かります。よろしくお願いします。
第3弾!常総でチビッコファミリーボランティア大歓迎DAY
チビッ子ファミリーボランティアを受け入れている「ピノキオハウス」とは
昨夜からの雨は上がりましたが、強風が吹き荒れ、チビッコを連れていくには少しきびしいかなぁ~な朝。今日もピノキオハウス/ボラステ常総で実施したファミリーボランティア大歓迎DAY【5月だ!GWだ!チビッコ連れてファミリーボランティア行こう!Part2】 我が家のチビッコたち、今日はやめようと言うと、とっても残念そう。夫くんと相談し、長女と私だけ参加することにしました。
ピノキオハウスにつくと、昨日耕しておいた花壇の作業に取り組むファミリーボランティアを見つけました!今日は小学生と中学生も参加しています。うん!心強い!チビッコというものは、自分よりも少し大きいお姉さんやお兄さんが大好きです♡
ピノキオハウスとは、赤ちゃん、子連れ、障がいのある方、地域住民など、誰もが利用できる施設です。水害後に空き家となってしまった古民家をお借りし、発災1年後にあたる平成28年9月10日の開設を目指して改修作業を行っています。そしてmegiが代表を務める「ココイク」の事務所もピノキオハウス内に構える予定です! 改修作業に関わるボランティアさん、ここに集合して被災した別のお宅に出向くボランティアさんがいることから、所属団体もフリーの個人ボランティアも関係なく、誰もが拠点として利用できるように、ボランティアステーションの役割も担っています。
チビッコリーダー大活躍!
花壇づくりのリーダーは自然と小中学生の2人に決定。ママたちはガチガチの土をあらかじめ耕し、サポーターに徹します。リーダーが突然「あ!ハートの形にしたらいいんじゃない?」中心がずれてる、あっちの花をこっちに持ってくれば、、、でも花が足りないんじゃない?と、どうすればハートが作れるかを相談していました。いいですね~!小中学生の建設的な意見交換!大人も見習いましょう(^O^)
あ!そうだ!このお花の苗を寄付してくれた常総市内の紫峰園さんに、子供たちと一緒にお花を買いに行って、「ピノキオハウスで植えたお花をくれたお店だよ」って伝えよう!
<ジジ先生と探検に出発したチビッコたち>
ランチはピノキオ公園で
ピノキオハウスから歩いて数分にある公民館/ピノキオ公園で。ここでも小中学生が大活躍!チビッコの面倒を見ていてくれるので(誰かが頼んだわけでもなく)、大人はゆっくり食べたり、おしゃべりしたり、交流できました。
小中学生、新たな挑戦!
花壇づくりのリーダー2人はピノキオクラフトクラブのメンバーでもあり、花壇づくりの後はもう1人の中学生と一緒に、大人ボランティアの仲間に入り、石膏ボードのビス打ちに挑戦!
<インパクトドライバーに挑戦>
プロの手で古民家再生
千葉県の設備屋さんはトイレの下水道管の作業をしていました。元々は大人が1人でも少し狭いくらいの洋式トイレでしたが、男性用・女性用・多目的トイレの3つに拡張する予定です。
職人さんの道具はmegiにとっては高貴なものです。もっすごい気になっても気軽に触らせて欲しいなんて言えません。その代わりに写真を撮らせていただきました(高貴な工具。撮影許可をいただいています)。工具箱ってだけでワクワクします( ^ω^ )
自宅でもお手軽DIYするmegiはインパクトドライバーなど、工具が大好きです!ホームセンターは常にワクワクします!群馬県の大工系ボランティアさんのコンビネーションと職人オーラに熱い「尊敬ビーーーム✨」を送ってしまいました。
チビッコ、遊びつくす昼下がり
午後は気ままに遊ぶチビッコたち。ココイク新メンバーが見守りしてくれるというので、古民家再生の作業に入りました。石巻市から運搬された断熱材(寄付)を必要な幅に切って詰める、以前にもやったことのある作業。だいぶ慣れたのでスピードも上がりました(^^)
実は職人さんだった!
チビッコファミリーボランティアにも参加しているココイク新メンバーの旦那さんの1人が、実は瓦職人さんだったんです!素敵!プレイルームにする予定の建物の屋根瓦、なっが〜いハシゴを掛けて登っていました!
これには高所大好きな私には、挑戦したくてウズウズ。なんと登ってもいいと!一歩一歩ゆっくりと!作業用長靴は底が硬くて登りづらいですが、ハシゴのテッペンまで行き、周りを見渡すと、下から見ているのとは大違い!せっかくここまで登ったのだから(大袈裟です)屋根の上にも!と登ってみると、高所大好きなはずが膝の感覚がいつもと違うし、腰が引けるような感覚がありました(>_<) いやぁ〜〜〜瓦職人さんてスゴイ!こんな高いところに登ってお仕事してるのか!
そして、あまり長くは居たくないほど、脚がふわふわしてるので降りようと決心するも(大袈裟に聞こえるでしょ!?)、屋根の上でしゃがみ込み、後ろ向きにジワジワ進むしかできません。屋根からハシゴに移るのが、ハシゴから屋根に移るときと全く違って、ものすごく不安!バランスを崩さないようにゆっくりとハシゴに足を掛け手を掛け、夫くんがハシゴを支えてくれるなか(どのくらい助けになったかはわかりませんが)、なんとか地面に到着できました!これまた貴重な体験をさせていただきました!高所大好きなどと軽々しく言うもんじゃありません(^^;;
大勢でワイワイ!やる事はやる!
大人のボランティアさん15名。チビッコボランティアさん11名。ファミリーボランティア4家族。総勢26名が参加しました。
思いがけずスゴイ物を知った!これは非常時持ち出しグッズに入れておきたい!
あるファミリーが帰ろうとエンジンを掛けるとバッテリーが上がってしまっていたんです!そこで突然、女性ボランティアさんの1人が何やら出してきました。みんな何これーーー!?と群がる群がる。
これはスゴイ!母の日のプレゼントに買ってもらいたい!調べてみると、BESTEK社の「ジャンプスターター」
という機械で、バッテリーが上がっちゃったときに、もう一台の車がなくてもエンジンをかけられちゃう代物。これはスゴイ!欲しいーーー!しかも、上位グレードのBESTEK ジャンプスターターにはiPhoneなどのモバイル端末のバッテリー充電器、LEDフラッシュライト、ハンマーやベルトカッター機能が搭載されていて、USBも4ポート、液晶ディスプレイで残量も確認できるらしい!充電方法は家庭用コンセントか車内のシガーソケットの2通り。これは欲しい!絶対に欲しい!車のバッテリートラブルのみならず、災害時に備えて非常時持ち出しグッズに入れておきたい!!!
*明日5/5(木/祝)は危険な作業がありますのでファミリーボランティアさんは参加できません。小学6年生以上のボランティアさんのみの当日参加受付になります。ご了承下さい。事前連絡なしでお越しください。屋根修理と基礎コンクリートと便器設置と石膏ボード打ちを行う予定です。お手伝いください。
*ボランティアステーション常総の事務所があるピノキオハウスは、常総市十花町435番地にありますのでナビで、お越し下さい。見学大歓迎です。
*次回のチビッコファミリーボランティア大歓迎DAYの開催は未定です。
第2弾!被災地・常総でチビッコファミリーボランティア大歓迎DAY
チビッ子ファミリーボランティアを受け入れている「ピノキオハウス」とは
今日は「ピノキオハウス」兼ボランティアステーション常総(通称「ボラステ常総」)で実施したファミリーボランティア大歓迎DAY「5月だ!GWだ!チビッコ連れてファミリーボランティア行こう!」(Facebookでイベント立ててあります)にチビッコ3人を引き連れ、参加してきました。
なんでも大人と同じようにやるのが好きなチビッコたち。作業バッグに軍手を詰めるのを見た子供たち、「子供の手袋ないの?」やら「買ってよ〜!」と攻撃を受け、朝から常総市内のホームセンター「ビバホーム水海道店」で幼児用の軍手を探すことに(>_<) 内心は、子供は軍手なんて必要ないよ〜。それより早く行こうよ〜!でした。
いやぁ〜、あるもんですね。幼児用のちっちゃい軍手。私の園芸用グローブも新調してからしゅっぱーつ!
と大声で言った直後に「トイレ〜〜!」
はぁ〜。子連れボランティアも楽じゃない。。。
無事に済ませ、ヤル気も新たに、しゅっぱーつ!
ピノキオハウスとは、赤ちゃん、子連れ、障がいのある方、地域住民など、誰もが利用できる施設です。水害後に空き家となってしまった古民家をお借りし、発災1年後にあたる平成28年9月10日の開設を目指して改修作業を行っています。そしてmegiが代表を務める「ココイク」の事務所もピノキオハウス内に構える予定です! 改修作業に関わるボランティアさん、ここに集合して被災した別のお宅に出向くボランティアさんがいることから、所属団体もフリーの個人ボランティアも関係なく、誰もが拠点として利用できるように、ボランティアステーションの役割も担っています。
今日はどんな日になるかな〜と想像しているうちに、とうちゃーく!
誇らしげに軍手を装着したチビッコたち。残念ながら、「今は軍手は要りませ〜ん」と言われてしまいました。
予定していた作業内容に変更あり
今日は障子の紙はがし!
<常総市指定ゴミ袋を1人1枚ずつ受け取るチビッコボランティア>
指定された場所に移動すると、1人1枚ずつ、障子が待っていた!(これを運ぶのは親の仕事でした)
1歳10ヶ月のチビッコが集中力があり、しかも上手にゴミ袋に入れる姿に、大人たちはビックリ!お兄ちゃんお姉ちゃんと同じことができるなんて!もしかすると一番上手に作業をしていたかも!
紙を剥がし終わった順に、次は、な、な、なんと!
巨大水鉄砲の登場だ!
ケルヒャーの高圧洗浄機を持たせてもらえた!まずは今回の参加したチビッコボランティアの年長者が自在に操り、のりや汚れを落としていく様子を見た他の子たちが並びます。
<レバーが握れないチビッコはママと一緒に>
チビッコたちとジージ先生
障子がきれいになったら、大人ボランティアさんが剪定して落ちた枝を一輪車に積み込みます。そろっと入れる子とバッサーと入れる子。砂が目に入っちゃうー(>_<)!ジージ先生の「はい!ゆっくり入れるんだよー!」の声で、歩くのもゆっくりになっちゃう子。みんなそれぞれ、かわいいな〜♪
普段、お家でこういう事があると「ゆっくりって言ったじゃん!」なんて言ってしまう私。まだまだ修行が足りませぬ。が、大勢でワイワイやっていると、心にゆとりが持てるから不思議♡
チビッコたちはジージ先生と虫捕りに行き、ママ含む大人たちは花壇づくり。ところが、花を植えようと思っても、土がガツガツで、とてもじゃないけど花が植えられない!まずは、クワとか使ってガツガツガツガツ耕し耕し。
花壇づくりは明日に持ち越しです。
<クワが壊れました(^^;;>
<今日も締めくくりはピノキオ公園でランチ兼遊び♪>
こどもは地域みんなで育てるって、ここなら自然とできます(^^)
常総市で初!チビッコファミリーボランティア大歓迎DAY
チビッ子ファミリーボランティアを受け入れている「ピノキオハウス」とは
ピノキオハウスとは、赤ちゃん、子連れ、障がいのある方、地域住民など、誰もが利用できる施設です。平成27年関東・東北豪雨により被災した古民家を借り受け、発災1年後にあたる平成28年9月10日の開設を目指して改修作業を行っています。この古民家再生プロジェクトのリーダーはピノキオクラフトクラブ代表の松村雅生さん。そしてmegiが代表を務める「ココイク」の事務所もピノキオハウス内に構える予定です!
今までも数回、ピノキオクラフトクラブ(子供たちによるボランティア団体: 年長〜高校3年生まで在籍)の子供たちが参加することはできても、我が家のチビッコたちが参加できる環境ではありませんでした。
夫に子供たちを託し、子離れボランティアで改修作業に参加する日は決まって、「一緒にトンテンカンしたいよー」「一緒に連れてってよー」と、子供たちから猛攻撃を受けます。
床が張られていない場所があったり、砂埃が舞うような作業の日があったりと、まだまだ子連れで作業できる環境ではありません。
それでも、チビッコたちのやる気を受け入れたかったし、子供が小さいから参加したくてもできないというママたち、子連れでDIYしたいパパたちがピノキオハウスプロジェクトに関われるように「託児してくれる人たちを募ったりしてみたい!」とリーダー・松村さんに懇願してきました。しかし、託児してくれる人を募ったり、場所を確保したりが難しい。なかなか実現できずにいたんです。
それが、やっと!我が家のチビッコたちが心待ちにしていた、常総市で「チビッコファミリーボランティア大歓迎DAY」がはじめて実行できました!(そんな名前はありませんが。。。いや、今後は、そう呼ぶことにしよう!)
☆子連れでもできることをやってみたい!
☆喘息持ちの子供も一緒に、いつかピノキオハウスプロジェクトに参加したい!
☆ずっとピノキオハウスが気になってたんだよね〜!
というパパやママ。ココイクファミリーをはじめ、4家族、大人6人とチビッコ11人が集合しました!
チビッコファミリーボランティアの作業内容: 途中になっていた「イチゴの苗植え」!
チビッコたちと「きおつけピッ!」で一列に並び、「おはようございます!」から、草むしりがSTART!
ピノキオクラフトクラブ代表「ジージ先生(松村さん)」が、子供たちを探検に連れていってくれる間に、大人は雑草を抜いたり、土を耕したりと、イチゴの苗を植える準備に取り掛かります!
そう!そういうことなんです!
託児を担当してくれるのは、リーダーの松村さんご本人!!しかも単なる託児ではありませんからね。ジージ先生は元小学校教諭。「探検」と言う名の課外授業です。ありがとうございます!
1歳児2人(女児)は親と一緒がいいらしく、残ってチョロチョロ。1歳児でも探検についていった子(男児)もいました。
探検から帰ってくると、得意そうに手の中のカエルを見せてくれる子。
「あのね!あっちにね!あのね!カエルがね!あのね!いーっぱい!捕まえたよー!」と報告する子。とにかく、みんな楽しそう!
小さな小さなバッタの赤ちゃんをつかまたらしい。。。
(「つかまえてどうするの?」なんて質問はしたくないですね♡)
これから植えるイチゴの苗を並べています。チビッコの「お手伝いしたい!」の気持ちを大切にしたいものです。
手を洗って、みんなで休憩。今日は暑かったので、日陰でお水や麦茶を飲み、みんなで「うまい棒」を食べましたよ。近所に住む方からはチビッコの好物・アイスの差し入れも頂いちゃいました!
休憩後はまた、ジージ先生とパパさん引率のもと、子供たちはピノキオ公園へ。その間にイチゴの苗を植えました!
*ピノキオ公園は、正式には別の名前かもしれませんが、土浦めぐみ教会が寄付してくれた資材をもとに、ピノキオクラフトクラブ、ココイク、高校生が遊具を手作りした公園です。ピノキオハウスから歩いていけます。
常総市のゴールデンウィークは田植えウィークです!田んぼには水が入り、普段は会社員の家族や親戚なども一家総出で田植えする人も多いのです。
ジージ先生は、ピノキオ公園の近くの田んぼにもチビッコたちを連れて行き、「代かき」を教えてくれたそうです。いつか、チビッコたちに田植えを体験させたいな〜(^^) う〜〜〜ん。「させたい」より、「一緒にやりた〜い」!
そのうちピノキオファーム(農園)やピノキオフィールド(田んぼ)ができる予感がバリバリしてます♪
イチゴの苗植えが終わり、午後からは「Dappe Rock's」に行く予定だったので、片付けをして持ち物を車に積んで、ピノキオ公園にチビッコを迎えに行くと、
「まだ帰りたくない!」と半泣き。ごめんよ〜。そっちも楽しみなのよ〜。
なんとかごまかして、「きおつけピッ!」で「ありがとうございました!」また次回も参加するお約束をして車に乗り込みました。
ジージ先生の課外授業。よほど楽しかったんでしょうね!
田舎。水害。被災地指定。市外県外ボランティア。つながる。動く。広がる。面白い。
☆☆☆☆☆☆☆
追記
次回のチビッコファミリーボランティア大歓迎DAYは5/3(火/祝)に実施されます。
詳細はFacebookイベント「5月だ!GWだ!チビッコ連れてファミリーボランティア行こう!」をご覧ください。
災害ボランティアのつもりが社会問題と対面することに☆「ごみ」が教えてくれたこと(仮)
GW初日。
まあ、そんなの関係ないけれど。
だって母だもの。(相田みつをさん風に読んでね)
母業は年中無休。昇給も昇格もないどころか、給料なんてありません。ましてや、専業主婦なんて「いいね、明日も休みで♡」と言われたり。。。
まあ、そんなグチは置いといて、今日は母業について書きたいわけではないのです。
夫くんとのスケジュール調整の結果、13:00まで私は自由時間になったので、子連れでは不可能なボランティア活動に出かけることにしました。
(いつもの子連れボランティア活動については、「被災ママ。子連れボランティア、はじめる。」を読んでください。)
作業内容: ごみの片付け。
行き先: 水害被災地・茨城県常総市で一人暮らしをする認知症のおじいちゃんのお宅。
被災状況: 床下浸水
おじいちゃんは、一人で買い物に出かけるそうです。ただ、買ってきたことを忘れてしまうので、また同じものを買ってきます。
<キッチンBEFORE>
開けたことを忘れるのか、使った形跡のある醤油のボトルが何本も並んでいます。
冷蔵庫にしまったことを忘れるのか、食品がギューギューに詰め込まれ、入らなくなったからなのか、床にもたくさんの食品食材(生鮮食品も)が置かれています。
カップ麺の空き容器や大量のわさび、封の開けられたウェットティッシュ、古新聞、容器に入ったまま割れているたまご、なぜか日付入りのペットボトルに入った水、、、挙げはじめたらキリがないくらい、物・物・物で溢れる部屋。
その部屋に長座布団を敷き、座布団を枕にして寝ていたそうです。でも、押し入れには布団がしまったまま、あるんです。
<居間/寝室BEFORE>
認知症を発症する前は「記録すること」が好きだったのか、仕事だったのか、日記、収支の記録、関東1都6県分の天気などを記したノートがたくさんありました。とてもきれいな字で。
おじいちゃんと、水害を機に出会った災害支援ボランティア団体(ピノキオクラフトクラブ: 子供たちのボランティア集団)の代表が付き添い、数日前におじいちゃんの必要な物はすべて新しい住まい(どこかは聞きませんでした)に引っ越しをされたそうです。
この家の中にある物はすべて、おじいちゃんにはもう忘れられてしまったのでしょう。
ごみを分別しては袋に詰める。この作業を繰り返すうちに、老々介護や独居老人の方たちの暮らしや苦悩を想像するようになりました。
<金属ごみ>
普段は子連れ可能なボランティア活動が主なので、被災されたお宅に片付けに入ることはありません。肉体労働が得意でも、特殊技能があるわけでもない、ただの専業主婦ですからね。自由時間ができたときは、主に古民家再生「ピノキオハウスプロジェクト」(ピノキオハウス: 赤ちゃん、子連れ、障がいのある方、高齢者など、誰もが集まれる活動拠点のような施設)に参加することが多いです。
ですから、高齢者のみの世帯や独居老人の方たちに関わることがありません。それでも、「明日は我が身」のごとく、私の両親も高齢ですし、私もいずれは高齢者。被災して、まずは自助、そして共助が大切だと身をもって体験したこともあり、高齢者の暮らしに関する問題も、自助で解決できないものは共助が必要になることを学ばせていただきました。
作業内容: 「ごみ」の片付け。
簡単には片付けられない問題を、「おじいちゃんの生きてきた証」を分別しながら、社会問題・福祉について考える半日となりました。
☆☆☆☆☆☆☆ <午前中にまとめた「ごみ」>
<キッチンAFTER>
<居間/寝室AFTER>
午前中にここまできれいになりました。午前で帰る予定だったからお昼ごはんを持って行かなかった私に、"生活に必要な物は全部車に積んである"という人が、カレーをご馳走してくれました。体を使った後のご馳走ごはんは、格別に美味しかったです!
いろんな人に出会える機会がたくさんあり、活動や食事を共にし、同じ目的に向かう。ボランティア活動は面白い!
ココで生きてイク!
熊本地震から数日間、自分には何ができるかを考えてきました。
そうして書いた記事もあります。
そして発災から一週間。熊本地震による被災者に想いを寄せながら、
復興寺子屋「住民一人ひとりの参加による地域の復興」講演会に参加してきました。
<講演会の内容>
神戸で市民の声を行政計画に反映させたり、市民が必要としている事業の具体化を支援してきた松本誠さんを講師にお迎えして防災・減災を織り込んだ住民参加による地域復興・地域づくりに関してお話を伺います。
「市民まちづくり研究所」の所長。なんとなくイメージはつくけれど、どんなお話なんだろう。
その一部を紹介します。
「水害は、なぜ起こるのか?」
「外水はん濫」と「内水はん濫」の2種類があること、今まではハッキリと理解できていませんでした。行政が対応するのが「外水はん濫」だということも、講演を聴いて、あっ!そういえばそうだ!と、過去に見たニュースや自然と学んできたこと、頭の中に存在した点と点が結ばれていくようでした。
川は大雨が降ると川幅を広げようとする。そうして平野が広がり、人がまちをつくる。人やまちを守るため、土手や堤防をつくる。そして川を押し込める。川は、押し込められても、大雨が降ると川幅を広げようとする。
というようなことも仰っていました。
「自然破壊」や「環境保全」などというと、学識経験者や有識者が集まり、〇〇委員会で論議する領域のように感じますが、川は、自然は、もっと身近なもので、もっと気軽に話題にしたりする環境づくりも大切だと感じました。
「川は危ないから近づくな!」だけでなく、どうして危ないのか、どういう時に注意が必要なのかを教えていこう。そして川遊びの楽しさも教えていこう。
海のない街はあるが、川のない街はない
「まちづくり=川づくり」とも仰っていました。まちを守るための河川整備はどう計画を立てても、「川は溢れる」ことは防げない。しかし、水害の被害を拡大させないように「減災」することはできる。むしろ、川づくりなしに、まちづくりはできないということを教えていただきました。
減災=被害を最小限に抑えるのが目的
防災=被害を出さないようにするのが目的
上流・中流・下流を知って、「川を知っている」ことになる
私は、鬼怒川を毎日眺めて育ちました。土手が遊び場でした。飼っていた犬は、夏の暑い日には川に飛び込んでいました。あまり大勢の人が遊んでいることはありません。なぜだろう。幼少からなんとなく感じていました。「なんでみんな土手で遊ばないんだろう?こんなにおもしろいのに。」
私が知った気になっていた鬼怒川は、上流?中流?下流?それすらもなんとなくしか分かりません。栃木県が上流にあたるので、上流でないことは分かります。では、中流?下流?利根川と繋がる部分ではないから、中流かな。
鬼怒川は利根川の支流に「させられた」歴史を知りませんでした。江戸を守るためだったそうです。そうした時代の治水政策が、今回の大水害の背景にあることを、今日の今日まで知らなかったのです。ソーラーパネルがあそこになかったとしても、今回の大水害は防げなかったのかもしれません。
松本さんの講演中に記憶/メモが足りなかった私は、歴史的背景については、講演会の後に『鬼怒川大水害 これは偏った治水政策が招いた「人災」だ! 常総市は「首都を守る」ために犠牲となった!?』を読みました。(2015/9/15 現代ビジネス掲載)
もっと鬼怒川を知りたい。
と思いながら、今日のランチはココ!と決めていた熊本地震チャリティーイベントへ向かいました。
支援物資ボランティアの活動を通して知り合ったブラジル人有志グループが、ブラジル版BBQ・シュラスコやブラジル版コロッケ・コシーニャなどを販売し、その売上金を義援金として送るというイベントです。彼らも水害直後に、被災者に物資を配布・運搬して、たくさんの方たちを支援していた素晴らしい友人です。
ブラジル版コロッケ・コシーニャ
コシーニャにかぶりつきながら、被災地・常総に住み続ける覚悟を決めたことを思い出しました。
「ココで生きてイク」
「ココで育児してイク」
「ココで食イク」
「ココろイクまでやる」
と団体名を「ココイク」に決めたように、ココでやりたい事を、ココでできる事を精一杯やろうと、改めて感じました。
そして、今日は夕方まで「子離れボランティア」できる日なので、久しぶりにピノキオハウスの作業に行きました。
ピノキオハウスとは、水害により被災した古民家を再生させ、子連れや障がいのある方も、地域住民も、誰もが利用できる施設として開設を目指しています。作業ボランティアや寄付も受け付けております。
隔週、来てくれている新潟大工チーム(Powder Recon Japan)が指揮を執り、作業に参加したメンバーそれぞれが必要な作業を進めます。
「できる人が できる時に できる事を」
と耳にすることがありますが、
「できる人が できる時に できる事を できる所で」
も賢明な判断だと、熊本行きをやめた友人にコメントしていて思ったことです。