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被災ママ。子連れボランティア、はじめました。

乳幼児を抱えて被災。水害発生から子育てしやすい街づくりを目指して、ママとこどものためなら何でもやる気持ちで、いろんな挑戦をしています。

今さら⁉︎ 2012年のムヒカ大統領のスピーチで涙する母

ココロオドル

先日、「ムヒカ大統領来日!」とマスコミ各社が報じていましたが、正直、私はなぜこの大統領が騒がれているのか、知りませんでした。「世界で一番貧しい大統領」と言われても、いわゆる発展途上国で、病院や学校もなく、今日の食べ物に困っている人が多い国なのかな?くらいに思っていたのです。

ムヒカ大統領来日のニュースを一緒に見ていた3歳の娘(ニコ)が、「ママ!このおじさん だれ?なに してるの?」と聞いてきたんです。彼女は好奇心の塊で、すぐに忘れちゃうのに、何でも知りたがります。

そんな娘に、「と〜っても とおい くに の えらいひと だよ。その くに の みんな の ために がんばってる おじさん なんだって。」と答えた私。

「へぇ〜!えらいひと か!おじさん えいご しゃべってるね!えいご?ねー ママ!おじさん えいご?」と、おしゃべり+質問が朝から晩まで続きます。


ちゃんと答えよう、ちゃんと聞こう、と努力はしていますが、この子は2番目。上の子も下の子もいるわけで、家事の途中で質問攻撃が始まると、適当に答えてしまうことも度々あります。


でも、どうしたものか?この時の自分の答え方が気になっていたんです。

とおい くに の えらいひと...そんな答えではいやだ。きっと質問してきたのが上の子(イチコ)だったら、年齢的にも、より詳しく答える必要があったはず。だったら、もう少し教えられるように、調べておこう!

と思ったことを、すっかり忘れていました。


それから2ヶ月が過ぎ、ふと、本 買いに行こう〜♪と思い立ち、末っ子(サンコ)を連れて、大好きな地元の本屋さんへ。

最近話題の読みやすい文庫でも読もうっかな〜なんて考えていたのですが、サンコは「あっち いこう!あっち いこう!」と手を引っ張り、絵本コーナーへ連れて行こうとします。


"しょうがない。今日は子供たちに絵本でも買って行くか。"と切り替えた途端、これが目に入ってきたんです!


『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』というタイトルで、ムヒカ大統領が騒がれていた理由の元となる、2012年ブラジルで開催された国際会議でのスピーチ(日本語字幕付きのスピーチ映像が見られます)を絵本にしたもの。最初の2,3ページをめくっただけで、ウルッときちゃったんです。

「もしもインドの人たちが、ドイツの家庭と同じわりあいで車を持ったら、この地球に何が起きるでしょう。わたしたちが息をするための酸素がどれだけ残るでしょう。もっとはっきり言いましょう。...」


単なる環境問題だけでなく、政治的な問題であり、どこかの国だけが、専門家だけが、取り組めば改善されるものではなく、それより根深い、「人間の生き方」を問うのです。この方はわかっているのです。幸せとは何かを。

商品を次から次へと生み出し、消費者の購買意欲を掻き立てる。可愛い物、かっこいい物、便利な物、物、物、物。物に溢れています。それを消費するのが当たり前のような社会。底なしの欲にまみれた人間が消費しまくるから成り立つ産業。人間の欲のために自然を破壊し続けているのに、それを止める術がありません。

私が住む常総市のお隣には日本を代表する数々の研究所が存在するつくば市があります。いちばん近い都会です。ここに行く途中、右折の目印にしていた緑いっぱいの場所なども、宅地整備のためにどんどん伐採されています。

人間の都合で、木を切り、森を壊し、川を狭くし、海を埋める。

本当にこれが幸せなのかな?私は環境保護の活動家でも専門家でもないけれど、こういうことは物心がついた頃から考えていたことです。

一国の長である大統領がこのようなスピーチをしたことは、ある意味衝撃でした。と同時に、日本の総理大臣、今また注目されている東京都知事、舛添さんを隠れ蓑にしている黒い政治家や官僚たち、水害後初の常総市長、決断権を持つ人にこそ、ムヒカ大統領の言っていることを深く深く考えていただきたい。と思うようになったのです。

こうした内容は子供向けに意訳してあげれば、小さな子供だって理解できます。いや、小さな子供のほうが、幸せとは何かをきちんと理解できているかもしれません。この絵本は小学2,3年生くらい以上を対象としていそうですが、全文にふりがなが振ってあります。学校図書に指定されていなければ、ぜひ家庭で読んだり、読み聞かせしたり、する価値のある絵本だと思います。また、夏休みの読書感想文の対象におすすめします。


ムヒカ大統領の衝撃的なスピーチ【世界で最も貧乏な大統領】

私が、水害後から活動している理由の源とムヒカ大統領のスピーチが繋がっていたんです!茨城県水海道市(現在の常総市)というド田舎に生まれ育ち、そこでは得られないものを求め、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで暮らした後、ド田舎・水海道に戻ってきたワケ。

そこは大好きな家族が暮らすまち。

今は、そこで自分の家族を持っています。


消費大国・日本だけれど、ここは消費しやすいとは言えない田舎町です。ただ、近くでは売っていなくても、欲しい物や必要な物はインターネットで買える時代。消費に困ることはありません。


ウィンドウショッピングやブラウジングに時間を費やすことがない分、子供と遊ぶ時間がいっぱいあります。水害後の活動を通して知り合ったボランティアさんたちと、また、"子育てしやすい街づくり"の気ままな活動も、慌ただしく時間が過ぎる都会でないから、ムヒカ大統領のスピーチも理解できる自分でいられるような気がします。


ビバ!田舎暮らし!


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*文中で「ムヒカ大統領」と表記していますが、正確には、前ウルグアイ大統領・ホセ ムヒカ氏です。

2016/04/07 東京外語大学での講演、同時通訳付きの映像が見られます。


[東京外国語大学] 2016.4.7 ムヒカ前ウルグアイ大統領講演会(同時通訳付)