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被災ママ。子連れボランティア、はじめました。

乳幼児を抱えて被災。水害発生から子育てしやすい街づくりを目指して、ママとこどものためなら何でもやる気持ちで、いろんな挑戦をしています。

ココで生きてイク!

「ココイク」の活動 ピノキオハウスプロジェクト 被災地支援 防災ママ

熊本地震から数日間、自分には何ができるかを考えてきました。

そうして書いた記事もあります。

そして発災から一週間。熊本地震による被災者に想いを寄せながら、
復興寺子屋「住民一人ひとりの参加による地域の復興」講演会に参加してきました。

<講演会の内容>
神戸で市民の声を行政計画に反映させたり、市民が必要としている事業の具体化を支援してきた松本誠さんを講師にお迎えして防災・減災を織り込んだ住民参加による地域復興・地域づくりに関してお話を伺います。

市民まちづくり研究所」の所長。なんとなくイメージはつくけれど、どんなお話なんだろう。

その一部を紹介します。

「水害は、なぜ起こるのか?」 f:id:mamatokodomo:20160423222415j:plain

「外水はん濫」と「内水はん濫」の2種類があること、今まではハッキリと理解できていませんでした。行政が対応するのが「外水はん濫」だということも、講演を聴いて、あっ!そういえばそうだ!と、過去に見たニュースや自然と学んできたこと、頭の中に存在した点と点が結ばれていくようでした。

川は大雨が降ると川幅を広げようとする。そうして平野が広がり、人がまちをつくる。人やまちを守るため、土手や堤防をつくる。そして川を押し込める。川は、押し込められても、大雨が降ると川幅を広げようとする。

というようなことも仰っていました。

「自然破壊」や「環境保全」などというと、学識経験者や有識者が集まり、〇〇委員会で論議する領域のように感じますが、川は、自然は、もっと身近なもので、もっと気軽に話題にしたりする環境づくりも大切だと感じました。

「川は危ないから近づくな!」だけでなく、どうして危ないのか、どういう時に注意が必要なのかを教えていこう。そして川遊びの楽しさも教えていこう。

海のない街はあるが、川のない街はない

まちづくり=川づくり」とも仰っていました。まちを守るための河川整備はどう計画を立てても、「川は溢れる」ことは防げない。しかし、水害の被害を拡大させないように「減災」することはできる。むしろ、川づくりなしに、まちづくりはできないということを教えていただきました。

減災=被害を最小限に抑えるのが目的
防災=被害を出さないようにするのが目的

上流・中流・下流を知って、「川を知っている」ことになる

私は、鬼怒川を毎日眺めて育ちました。土手が遊び場でした。飼っていた犬は、夏の暑い日には川に飛び込んでいました。あまり大勢の人が遊んでいることはありません。なぜだろう。幼少からなんとなく感じていました。「なんでみんな土手で遊ばないんだろう?こんなにおもしろいのに。」

私が知った気になっていた鬼怒川は、上流?中流?下流?それすらもなんとなくしか分かりません。栃木県が上流にあたるので、上流でないことは分かります。では、中流?下流?利根川と繋がる部分ではないから、中流かな。

鬼怒川は利根川の支流に「させられた」歴史を知りませんでした。江戸を守るためだったそうです。そうした時代の治水政策が、今回の大水害の背景にあることを、今日の今日まで知らなかったのです。ソーラーパネルがあそこになかったとしても、今回の大水害は防げなかったのかもしれません。

松本さんの講演中に記憶/メモが足りなかった私は、歴史的背景については、講演会の後に『鬼怒川大水害 これは偏った治水政策が招いた「人災」だ! 常総市は「首都を守る」ために犠牲となった!?』を読みました。(2015/9/15 現代ビジネス掲載)

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もっと鬼怒川を知りたい。
と思いながら、今日のランチはココ!と決めていた熊本地震チャリティーイベントへ向かいました。

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支援物資ボランティアの活動を通して知り合ったブラジル人有志グループが、ブラジル版BBQ・シュラスコやブラジル版コロッケ・コシーニャなどを販売し、その売上金を義援金として送るというイベントです。彼らも水害直後に、被災者に物資を配布・運搬して、たくさんの方たちを支援していた素晴らしい友人です。

f:id:mamatokodomo:20160423235948j:plain ブラジル版コロッケ・コシーニャ

コシーニャにかぶりつきながら、被災地・常総に住み続ける覚悟を決めたことを思い出しました。

「ココで生きてイク」
「ココで育児してイク」
「ココで食イク」
「ココろイクまでやる」

と団体名を「ココイク」に決めたように、ココでやりたい事を、ココでできる事を精一杯やろうと、改めて感じました。

そして、今日は夕方まで「子離れボランティア」できる日なので、久しぶりにピノキオハウスの作業に行きました。

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ピノキオハウスとは、水害により被災した古民家を再生させ、子連れや障がいのある方も、地域住民も、誰もが利用できる施設として開設を目指しています。作業ボランティアや寄付も受け付けております。

隔週、来てくれている新潟大工チーム(Powder Recon Japan)が指揮を執り、作業に参加したメンバーそれぞれが必要な作業を進めます。

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「できる人が できる時に できる事を」
と耳にすることがありますが、
「できる人が できる時に できる事を できる所で
も賢明な判断だと、熊本行きをやめた友人にコメントしていて思ったことです。