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被災ママ。子連れボランティア、はじめました。

乳幼児を抱えて被災。水害発生から子育てしやすい街づくりを目指して、ママとこどものためなら何でもやる気持ちで、いろんな挑戦をしています。

会議で発言しない私。講演会で寝る俺。それでも回る不思議な国。

5月に入ってから「いいね!」していた、つくば青年会議所Facebookページにて、株式会社コミュニカ代表/アップル・ジャパン元社長の山元賢治さんの講演会を告知する投稿が目に留まりました。

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講演会は5月25日19:00〜。夜ごはんやお風呂と、子供たちのことで忙しい時間帯。聴いてみたいけど、無理だろうな〜と「興味あり」をポチッとだけしていました。

当日は、自宅でミーティング。帰り際に、「そういえば、"興味あり"にしてた講演会行くの?」と聞かれてハッとしました。たまたま早く帰宅していた夫くんに、「これすっごい行きたいんだよね〜」と言うと、すんなりOK!


いくつもの条件が整って、やっと参加できる

ここまでの流れ、読んでくれている人はスルーかもしれません。「どうでもいいよ、そんなこと。それより講演会はどうだったのか知りたいんだよ。」かもしれません。

ですが、ここでおさらいしちゃいます。

  • 講演会当月に主催者のFBページを「いいね!」していた
  • 講演会告知の投稿を見ることができた(FBやっている人はわかると思いますが、ページの新規投稿はお知らせされないので、投稿をタイミングよく見られるか、投稿をあえて見に行く必要があるんです)
  • 講演会を「興味あり」にしていた
  • 講演会当日に一緒にいた仲間が「興味あり」にしていたことを覚えていてくれた
  • その仲間が聞いてくれた
  • 夫が帰宅していた
  • 子供たちが全員元気で機嫌も良かった
  • 夫が子供たちのことを見ていてくれた



おさらいなんて大袈裟かもしれませんが、これが1つでも欠けていたら、「子供がいるから行けなかった」経験が増えるだけだったんです。

だからこそ、講演会に臨む想いはもっすごい強いです。1時間半の講演から、何を学べるか、自分の持てる力をフル活用できるように準備!

◉準備したもの: ノート、ペン2本、iPhoneボイスレコーダー

普段、仕事帰りに飲み会や勉強会、休日に映画やジムなど、自分で好きなように時間を使える人にとっては、予定の調整はそれほど難しくないかもしれません。「講演会も誘われたから付き合いで行ったけど、そういえば少し寝ちゃったかも」という経験もあるかもしれません。

もしそうなら、もったいないですよね?

「何を教えてくれるか?」「何を学べるか?」という心で聴くと、違う結果があるはずです。



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さて、講演会ですが、事前申込をしていなかった私は(直前まで行けるか分からなかったので)、当日申込者として開演10分前に入場。前から数列は見上げて首が痛くなるので、ほどよく前方の真ん中より左側(右利きのため)、品のあるご婦人の荷物の隣に座りました。

注意事項のアナウンスや主催者代表のご挨拶などの後、少しして、上手から登壇した山元賢治さん。

トークと映像を使い、「Innovative changes for the future 〜未来を動かすリーダーの条件〜」という内容で講演されました。

とても大きなタイトルですが、講演の途中から、未来を動かすリーダーだけでなく、「英語教育に関心のある親や学生にも聴いてもらいたい。常総市でも講演会を!」と思い始めました。今は小学校から英語が必修です。高校までとしても、10年も勉強する。それなのに、ほとんどの人は英語でコミュニケーションが取れるようにはなりません。個人的には、こんなことなら、英語の代わりに日本語の授業をトコトンすればいいのにって思ったりもします。


The only constance is CHANGE.
地球上でたった一つの真実は
変化し続けるということだけ

「変化してないな〜と思ったら、それは成長していないということ」とも言っていました。

日本では会議中に一言も発言しない人がいたり、講演会で寝ている人がいることについても触れていて、「そうそれ!信じらんなーい!」と叫びたくなりました。こういう事は海外(アメリカって言ったかも)では、「意見を持っていない人」と見られます。

私は高校時代をアメリカで暮らし、アメリカの高校を卒業しました。日本人は勤勉家と言われているようですが、とんでもない。アメリカの高校では、例えば歴史や英語の授業ではメインの教科書以外にも教材書籍が何冊もあり、「次の授業までに30ページ読んできて」という宿題は当たり前です。次の授業ではその30ページ分の意見交換が行われます。意見交換なので、ただ読むだけでは通用しません。

それ以外にも、尊敬する歴史上の人物についてレポートをまとめて発表する授業もありました。こうなると、30ページ読むだけで出来る宿題ではなくなります。当時、日本とのやり取りがまだ手紙やFAXだった頃、インターネットを使ってのリサーチも必要でした。アメリカ史でパールハーバーの話題になんかなったら、「日本人としてパールハーバーについてどう思う?」といった感じです。そこに正解はありません。「どう思うか」を話せばいいわけです。

外国で暮らしていると、日本にいるとき以上に、日本人である自分を意識することもあります。パールハーバーについての質問もそうですが、「日本ではどうなの?」には、日本のことを知っていなければ答えられません。私が今でも鮮明に覚えている質問があります。

"What is the name of the Emperor?" - 天皇陛下の名前は?

この質問。私、答えられなかったんです。アメリカ史の先生やクラスメイトには、どう映っていたんでしょう。

子供の頃から、自分の意見を述べる教育を受けているわけです。日本の教育はそれとは違い、特に公立学校では先生が発信者で生徒が受信者のような形態で授業が進むので、受け身の人が増えるんでしょうね。また、意見を述べることは悪と捉える慣習もあるように思います。先生、先輩、年上の人、上司など、目上の人に意見を述べることはいけないという暗黙のルールのようなもの。それでは発言できる人は育ちづらいですよね。出る杭は打たれるわけですから。グローバル社会で活躍できる日本人を育てるには、幼少期の教育から変えていく必要があるんだと思います。

山元賢治さんからは、Steve Jobsの話ももちろん出てきました。Apple Japan社長に就任したとき、Steveから言われたことは「日本を元気にしてほしい」だったそうです。二人とも究極の天才/変人ですよね。だって、そんなにも大きなことを任せた人と、それを実現した人ですからね。

山元さんは株式会社コミュニカで「山元塾」というビジネスリーダーを育てる塾と「英語塾」を開設しているそうで、その塾で教える108個の「覚悟」のいくつかを教えてくれましたが、「1つ1つをもっと深く学びたい!」「108個全部を学びたい!」と、心が言っているのがわかりました。

専業主婦に必要かっ!って、ツッコまれそうですねw 今はまだ私が入塾する時期ではありません。子供たちを預けて、毎週◯曜日に東京の塾に通うのは、代償が大きいです。もう少しだけ待とう。

講演が終わりに近づくにつれ、「心がジャンプしている感だけでも、ご本人に伝えたい!」と強く思っていたら、著書の販売とサイン会もあるということでした。

これは絶対に読みたい!
対面できる唯一のチャンス!
自己紹介して......
口頭で!?
いや〜口で言ったって忘れちゃうよね〜。
あ、みんな名刺準備してる。

う〜ん......

◉準備したもの: ノート、ペン2本、iPhoneボイスレコーダー

これで何ができる???

iPhoneを作った会社の前社長が相手なんだから、iPhoneを使って何かできたらカッコイイんだけれど、ちょっぴりアナログな私は、即席名刺を渡すことに。(それがその場で唯一の方法だったので)

私が頭の中を整理するときに使うマインドマップという方法で、自己紹介マインドマップを書きました。これを書いていたため、列の後ろの方に並ぶことに。先に対面していた人たちの名刺がたくさん山積みになっていくのを見て、ドキドキです。なんせ、IT業界の名だたる企業を渡ってきた方に手書き名刺を渡そうとしているんですから。

ついに私の順番になり、"I don't have a business card and my contact info is here."とB5サイズの紙を手渡しました。

すると、"What's this?"と目をキラッとさせて聞いてくれたので(私にはそう見えましたw ライブ会場でお気に入りのアイドルと目が合うのと同じかしら)、変な緊張がほぐれました。講演の内容に興奮していた私は、少しお喋りしすぎた気がします。

購入した「覚悟108」にはしっかりサインをいただきました!ココイク所有本の第1号です!

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◉実際に使用したもの: ノート、ペン1本
(当然ですが、講演中は撮影・録音は禁止、iPhoneは電源を切ったので使用不可)

こんな時には、ノートとペンに勝るものはないですね。

夜道を歩きながら、名刺を作ろう!と決めました。

山元賢治さんの講演はYouTubeでは聴けませんが、「TOKYO DESIGNERS WEEK.tv 茂木健一郎の発想の種 IMAGINE」に出演した対談映像を観ることができます。講演会の時とは少し印象が違いますが、テレビにはほとんど出演しない方なので貴重です。

前編(2013/05/06放送)


IMAGINE ゲスト 山元賢治(アップルジャパン元社長・コミュニカ代表) 前編

後編(2013/05/13放送)


IMAGINE ゲスト 山元賢治(アップルジャパン元社長・コミュニカ代表)  後編

お近くで山元賢治さんの講演会があれば、聴いてみてください。近くでなくとも、行ける距離であれば、聴いてみてください。講演会で寝ない人だけ、ね。