被災ママ。子連れボランティア、はじめました。

乳幼児を抱えて被災。2015年〜2016年まで水害発生から子育てしやすい街づくりを目指して、母目線での活動をしていました。その後ブログは更新せずに個人的な活動は継続。 この度2018年10月〜水害をきっかけに学んだことを綴っていこうとブログの封印を解きました。

水害後の常総市長選。立候補予定者4名の内1名が公開討論会に出席しない理由を読んで思うこと。

水害後はじめての常総市長選挙

2015年9月に水害のあった茨城県常総市では、今年7月10日に市長選を控えています。今の時点で立候補予定者が4名います。その中には現職の高杉 徹氏もいます。市長選のために茨城県議会議員を本日付で辞職した神達たけし氏、国交省に交渉に行ったり「常総市水害・被害者の会」の役員でもあるそめや修司氏、そして本日2016年6月21日に開催される公開討論会に出席しない遠藤ふみえ氏の4名。公開討論会に出席しない理由を、自身のブログ『常総ルネサンスへの道』でタイトル『2016年 常総市長選挙公開討論会になぜ出席しないのか?』(当記事の下部に転載あり) にて公開しています。




はじめに断っておきますね

これ以降はmegiの主観100%で書きます。特定の立候補予定者の支持表明でもなければ、特定の立候補予定者を推薦するものでも、否定するものでもありません。ただただ、私が知りえた情報 (インターネットで公開されているものを含む) について、個人的にどう思っているかを綴っているだけです。

私個人としては、遠藤氏の情報が一番少ないので、討論を聴けると思い楽しみにしていた部分もありました。どんなに不利な状況になろうとも、公開討論会の場で (ブログではなく)「公開討論会に出席しない」理由を、市民に伝えることくらいは、してくれてもいいんじゃなかろうか?

お父さん(遠藤利氏)の地盤や後援者の力か否か。よく言われていますが、これは仕方がないですよね。だってお父さんが市長だったのは事実だから。


ブログ記事内に

「今回表向きは、べつの団体の主催となってはおりますが、実質、各地域の青年会議所のメンバーが係わっている討論会ですので...」

には、ツッコミたくなるところですが。

例えば、団体A,Bにはそれぞれ10人のメンバーが在籍し、団体Aのメンバー2人+団体Bのメンバー3人+有志5人, 計10人のメンバーでイベントAを主催する場合、「イベントA実行委員会」とするのはよくあることだから。

ただ、今夜の討論会のコーディネーターを誰が努めるのか、本当に中立的な立場でコーディネートできるのかにも注目したいところです。

ちなみに、公益社団法人 日本青年会議所 国家グループ 日本の未来選択委員会が公開している『クロストークによる マニフェスト型公開討論会 開催マニュアル』(PDF) には以下のように記載されています。

「...ぜひともJC*メンバーの皆さんでコーディネートしてください。コーディネーターは有名人より地元の人の方が地域事情を知っているので説得力のある進行が出来て適任です。」

*JC=日本青年会議所

それにしても、なんでこう政争って醜いのだろう。だから嫌いになる。正々堂々な活動だけでは太刀打ちできない、いろんな敵 (味方につけとかないと厄介なのも含め) がいるんだろうけど。お金だって無くちゃ勝てないってのが理解できるよ。

選挙権18歳以上って(>_<)

18歳の誕生日前日以降なら選挙運動や政治的活動に参加できるって言ったって、送られてきた選挙活動用メールを転送しちゃダメとか、難しくない?転送じゃなくて、「コピペ→送信」ならいいの?SNSで投稿/シェアするのはいいの?高校生にちゃんと指導しなきゃいけなくなった教師も大変よね。「あなたの一票で変わるんです」みたいな決まり文句だって、「結局それかよ!」って部分を見聞きすると、「どうせ変わんないじゃん!」とも思えてしまうよね〜。

市町村の首長にどれほどの権力があるのか?
都道府県や国から予算を引っ張れる力があるのか?
教育委員会を一喝できてしまうのか?


f:id:mamatokodomo:20160621135313j:plain 出展: 文部科学省『教育委員会制度について』
教育長の平均年齢が都道府県、市町村とも60歳前後、女性の割合が3,4%。これって、いわゆる戦後のフツー・男性至上主義の名残でしょ。こういう体制をも変える力は、市長にはあるのかな?


小学校からの英語教育、いじめ、不登校、学級崩壊、教師の不登校体罰モンスターペアレント...。こういった問題は、家庭や学校だけでなく、教育委員会も関係するわけで、教育長のグローバル思考力や柔軟性、決断力、現場至上主義か否か...などで変わるわけだから、母親としては、市長と同じくらい重要視してるんだけどね〜。教育長も投票できたらいいのに!


これ以降に、遠藤ふみえ氏のブログ記事『2016年 常総市長選挙公開討論会になぜ出席しないのか?』を転載します。遠藤ふみえ氏のブログ内を探してみても、転載禁止は見当たりませんでしたが、必要あらば転載した部分は削除しますので、関係者の方は削除要請ください。


『2016年 常総市長選挙公開討論会になぜ出席しないのか?」』

明日6月21日に開催される 「2016年 常総市長選挙公開討論会 になぜ出席しないのか?」

皆さんからの問い合わせが多いので、少しお話ししておきます。

2008年の夏に出馬しました県議会議員補欠選挙のおり、水海道青年会議所

主催した公開討論会に参加をしたことがあります。

その時の司会者が、当時の青年会議所の理事長の 神達たけし氏 でした。

その後の、県議選の時にも、公開討論会のお話しがあったと思います。

しかし、対抗馬が選挙の直近まで理事長を務めていた ”神達たけし氏” となりました。

このため「青年会議所が主催する公開討論会では、候補者間の平等性は担保できない」

との理由から公開討論会には ”不参加” としました。

また、過去の県議会議員選挙では、青年会議所の理事長はじめメンバーが総がかりで

ブルーのジャンパーに身を包み神達たけし氏の選挙応援をしたことは

市民の皆さんのご記憶に新しいかと思います。

青年会議所運動と選挙運動』 というものを読んでみると以下のように記載されています。

1.各地会員会議所は組織として特定の政党、政治家および候補者の支持、応援、選挙運動などを行ってはならない。

2.会員中よりの立候補は、青年会議所会員であることを特に強調するなど、あたかも青年会議所を代表するもので

  あるかのごとき印象を与えるような表示または言動は避けなければならない。

3.会員が選挙の応援を行うに当たって、青年会議所会員であることを特に強調したり、青年会議所推薦などあたかも

  実質的には青年会議所が選挙応援をしているかのごとき印象を与える表示言動は避けなければならない。

ざっと、このような決まりがあるようですが、実際に行っていたのは、青年会議所が丸抱えの選挙運動でした。

この経験から 「言行不一致」 な団体が係わる公開討論会には不参加との方針を後援会事務所で決定をしております。

また私は議会でたびたび 『常総元気塾の補助金不正使用の問題』 を追及してきましたが

この常総元気塾の発起人は神達たけし氏であり、その常総元気塾のメンバーの大半が

水海道青年会議所のメンバーでした。

このような経緯から、青年会議所のメンバーが係わっている討論会への参加は遠慮させて

いただいたというのが本当のところです。

今回表向きは、べつの団体の主催となってはおりますが、実質、各地域の青年会議所のメンバーが

係わっている討論会ですので、過去に事務所で決定をした方針のとおり、不参加とさせていただきました。

ただ、一言申し添えさせて頂くならば、事務所に企画書を届けてくださった

現在の青年会議所の理事長さん、副理事長さんは、とても誠実な方でした。

青年会議所のメンバーも2010年頃とは代替わりをして、当時を知る方も少なくなっていることでしょう。

討論会は別として、今後は多くの機会で、常総再生のために協力して頂ける方々だと思っています。


出展: 遠藤ふみえ氏ブログ『常総ルネサンスへの道』の記事より