被災ママ。子連れボランティア、はじめました。

乳幼児を抱えて被災。2015年〜2016年まで水害発生から子育てしやすい街づくりを目指して、母目線での活動をしていました。その後ブログは更新せずに個人的な活動は継続。 この度2018年10月〜水害をきっかけに学んだことを綴っていこうとブログの封印を解きました。

2015-01-01から1年間の記事一覧

ハザードマップはそのまま活用するのが難しい

「平成27年9月関東・東北豪雨」により被災した乳幼児3人の母です。もし仮に万が一、また自然災害が起こったときのために避難先を知っていたいと思い、「防災課」を頼りに常総市役所職員に尋ねると、「安全安心課」が担当部署だと教えられたので行ってきまし…

災害に見舞われたときに被害状況を確認したいときは

大雨が続いたり、局地的豪雨に見舞われたとき、テレビを付けて天気予報を見る方は多いと思います。現在はdボタンという便利なツールもありますよね。それと同時に、TwitterやFacebookなどのSNSを利用してリアルタイムの情報を得ることもとても重要です。 Twi…

水害後の住宅修理: 新しい断熱材として吹き付け断熱を選ぶ

我が家には、ビニール袋(?)に詰められた黄色い綿のような「グラスウール」と呼ばれる断熱材が詰められていました。 水害被害に見舞われた家屋は、壁や床を剥がし、断熱材を撤去した後、1〜2ヶ月の乾燥が必要です。 (ここから更に壁を壊すことになりまし…

床上浸水しても適用されない「被災者生活再建支援制度」

大規模な洪水被害に襲われた茨城県常総市ですが、住民の不安はまだまだ続いています。 被災者に対する支援が適用されない世帯が多すぎるのです。あれだけ連日報道されていた大規模水害ですが、多くの住宅が床上浸水したにも関わらず、床上100cm未満が「半壊…

被災地で開催されるクロネコキャラバンとは?

クロネコキャラバン=家具や家電の移動販売 クロネコキャラバンを初めて耳にする方も多いかと思いますが、実はこれ、東日本大震災の復興支援として始まった事業の一つなんです。 台風18号の影響による洪水被害に見舞われた茨城県常総市では、家財を失った被…

鬼怒川決壊現場。決壊から21日後、自分の目で現場付近を見て、歩いた。

あの日、自宅や実家の心配をしながら、鬼怒川の水量を見に行ったり、僅かな荷物を運んだり、友達の実家の様子を見に行ったり、とにかく心配でそわそわしていました。 そして、常総市三坂町の恐ろしい光景がテレビに映りました。 それからはテレビをつけっぱ…

災害を経験した子供の心のケア

我が家の2番目は、精神的ストレスを素直に態度で示してくる子なので、災害後とてもわかりやすく態度に出しまくっています。 親としては、やる事が山積みの時にあまりにも言う事を聞かず、ギャーギャー泣いてばかりいると、つい怒ってしまいがちです。 大人も…

福知山市の被災ママさんたちから学んだこと

基本は、水に浸かったものは捨てること。特に重要な分かれ目は、子供のものか大人のものかってところでしょうか。 子供は口に入れたり、かじったり。おもちゃなど、もったいないと思っても捨てるっていうのは、そういうことかな。それでも、捨てたくないもの…

福知山市の被災ママさんが教えてくれたこと

【福知山市のママAさんが教えてくれたこと】 「ちょっとでも水に浸かったものは、消毒して洗ったとしてもどんなばい菌が付いてるか分からないから、破棄して下さい。」と保育園からお願いされてたよ。 それをもったいないからと、使う人ももちろんいたと思う…

水害発生!先人の知恵を乞うしかない!

今回の常総市の水害発生から数日後、京都府福知山市在住の友人から「何か出来ることがあれば力にならせて!」と連絡がありました。当初は個人的な物資提供を申し出てくれたので、ありがたく受け取りました。それで十分です。彼女と連絡を取るたび、心配や応…