被災ママ。子連れボランティア、はじめました。

乳幼児を抱えて被災。2015年〜2016年まで水害発生から子育てしやすい街づくりを目指して、母目線での活動をしていました。その後ブログは更新せずに個人的な活動は継続。 この度2018年10月〜水害をきっかけに学んだことを綴っていこうとブログの封印を解きました。

常総市で初!チビッコファミリーボランティア大歓迎DAY

チビッ子ファミリーボランティアを受け入れている「ピノキオハウス」とは

ピノキオハウスとは、赤ちゃん、子連れ、障がいのある方、地域住民など、誰もが利用できる施設です。平成27年関東・東北豪雨により被災した古民家を借り受け、発災1年後にあたる平成28年9月10日の開設を目指して改修作業を行っています。この古民家再生プロジェクトのリーダーはピノキオクラフトクラブ代表の松村雅生さん。そしてmegiが代表を務める「ココイク」の事務所もピノキオハウス内に構える予定です!

今までも数回、ピノキオクラフトクラブ(子供たちによるボランティア団体: 年長〜高校3年生まで在籍)の子供たちが参加することはできても、我が家のチビッコたちが参加できる環境ではありませんでした。

夫に子供たちを託し、子離れボランティアで改修作業に参加する日は決まって、「一緒にトンテンカンしたいよー」「一緒に連れてってよー」と、子供たちから猛攻撃を受けます。

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床が張られていない場所があったり、砂埃が舞うような作業の日があったりと、まだまだ子連れで作業できる環境ではありません。

それでも、チビッコたちのやる気を受け入れたかったし、子供が小さいから参加したくてもできないというママたち、子連れでDIYしたいパパたちがピノキオハウスプロジェクトに関われるように「託児してくれる人たちを募ったりしてみたい!」とリーダー・松村さんに懇願してきました。しかし、託児してくれる人を募ったり、場所を確保したりが難しい。なかなか実現できずにいたんです。

それが、やっと!我が家のチビッコたちが心待ちにしていた、常総市で「チビッコファミリーボランティア大歓迎DAY」がはじめて実行できました!(そんな名前はありませんが。。。いや、今後は、そう呼ぶことにしよう!)

☆子連れでもできることをやってみたい!
☆喘息持ちの子供も一緒に、いつかピノキオハウスプロジェクトに参加したい!
☆ずっとピノキオハウスが気になってたんだよね〜!

というパパやママ。ココイクファミリーをはじめ、4家族、大人6人とチビッコ11人が集合しました!

チビッコファミリーボランティアの作業内容: 途中になっていた「イチゴの苗植え」!

チビッコたちと「きおつけピッ!」で一列に並び、「おはようございます!」から、草むしりがSTART!

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ピノキオクラフトクラブ代表「ジージ先生(松村さん)」が、子供たちを探検に連れていってくれる間に、大人は雑草を抜いたり、土を耕したりと、イチゴの苗を植える準備に取り掛かります!

そう!そういうことなんです!
託児を担当してくれるのは、リーダーの松村さんご本人!!しかも単なる託児ではありませんからね。ジージ先生は元小学校教諭。「探検」と言う名の課外授業です。ありがとうございます!

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1歳児2人(女児)は親と一緒がいいらしく、残ってチョロチョロ。1歳児でも探検についていった子(男児)もいました。

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探検から帰ってくると、得意そうに手の中のカエルを見せてくれる子。

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「あのね!あっちにね!あのね!カエルがね!あのね!いーっぱい!捕まえたよー!」と報告する子。とにかく、みんな楽しそう!

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小さな小さなバッタの赤ちゃんをつかまたらしい。。。
(「つかまえてどうするの?」なんて質問はしたくないですね♡)

これから植えるイチゴの苗を並べています。チビッコの「お手伝いしたい!」の気持ちを大切にしたいものです。

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手を洗って、みんなで休憩。今日は暑かったので、日陰でお水や麦茶を飲み、みんなで「うまい棒」を食べましたよ。近所に住む方からはチビッコの好物・アイスの差し入れも頂いちゃいました!

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休憩後はまた、ジージ先生とパパさん引率のもと、子供たちはピノキオ公園へ。その間にイチゴの苗を植えました!

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*ピノキオ公園は、正式には別の名前かもしれませんが、土浦めぐみ教会が寄付してくれた資材をもとに、ピノキオクラフトクラブ、ココイク、高校生が遊具を手作りした公園です。ピノキオハウスから歩いていけます。

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常総市ゴールデンウィークは田植えウィークです!田んぼには水が入り、普段は会社員の家族や親戚なども一家総出で田植えする人も多いのです。

ジージ先生は、ピノキオ公園の近くの田んぼにもチビッコたちを連れて行き、「代かき」を教えてくれたそうです。いつか、チビッコたちに田植えを体験させたいな〜(^^) う〜〜〜ん。「させたい」より、「一緒にやりた〜い」!

そのうちピノキオファーム(農園)やピノキオフィールド(田んぼ)ができる予感がバリバリしてます♪

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イチゴの苗植えが終わり、午後からは「Dappe Rock's」に行く予定だったので、片付けをして持ち物を車に積んで、ピノキオ公園にチビッコを迎えに行くと、

「まだ帰りたくない!」と半泣き。ごめんよ〜。そっちも楽しみなのよ〜。

なんとかごまかして、「きおつけピッ!」で「ありがとうございました!」また次回も参加するお約束をして車に乗り込みました。

ジージ先生の課外授業。よほど楽しかったんでしょうね!

田舎。水害。被災地指定。市外県外ボランティア。つながる。動く。広がる。面白い。

☆☆☆☆☆☆☆

追記
次回のチビッコファミリーボランティア大歓迎DAYは5/3(火/祝)に実施されます。
詳細はFacebookイベント「5月だ!GWだ!チビッコ連れてファミリーボランティア行こう!」をご覧ください。